天津爆発 海に大量の魚死骸!?有毒物質の影響か

天津の爆発事故。

事故から1週間を過ぎた現在も有毒物質の影響、また中国政府の情報統制により全容が明らかになっていません。

近接する川、海では魚の大量死が確認されました。

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魚の大量死
天津市浜海新区の川では、川辺を埋め尽くすほどの魚の大量死が確認されたということです。その数は尋常ではありません。

これは爆発によって飛散した有毒物質が地下水を汚染したことによるものでは!?と危惧されています。

爆発のあった倉庫の跡地には直径約100Mのクレーター状の穴があいており、50トンもの汚染水が溜まっているとのこと。

その水溜まりから基準値の800倍のシアン化合物が検出されており、先日降った雨の影響でいたるところに水溜りが出来ているそうです。

また下水道からもシアン化合物が確認され周辺の川や海へ流出の可能性もあり、被害に歯止めが掛からない状況となっているそうです。



シアン化ナトリウムは水と反応する
今回の爆発によって飛散したシアン化ナトリウム。
シアン化ナトリウムは水や酸と反応し、有毒で引火しやすい青酸ガスを発生させます。

青酸ガスは吸い込んでしまうと呼吸困難やめまいを起こして、死亡する怖れもある有毒物質。

雨が降った後、道路に発生した大量の「白い泡」はシアン化ナトリウムと雨水が反応したものではとの推測もあり大変危険な状態です。



倉庫で保管されていたとされる危険物7種とは
国連危険物輸送勧告に定める危険物質 9分類
1.火薬類(爆発物)
2.高圧ガス
3.引火性液体類
4.可燃性物質類
5.酸化性物質類
6.毒物類
7.放射性物質
8.腐食性物質
9.有害性物質

日本では製造・貯蔵・取り扱い数量の上限が規制されています。
また国際的にも規制の対象となっています。

正式な発表がないのでどの物質が保管されていたのか定かではありませんが、この9種のうち放射性物質を除いて7種類もの化学物質が保管されていたとの報道もあり、倉庫のずさんな管理がうかがい知れます。

爆発の規模の割りに死傷者の被害が少ないのでは?という疑問もありますが、もともと工業開発の特区で工場地帯であったというのが不幸中の幸い。

被害に遭われたのは、火災の第一報を受けて駆けつけた消防士の方々との報道です。

通常、危険物の保管については管轄の消防署に届け出ることになっているはずですが、それを知らされずに消火活動にあたった消防士さんたちの死傷は本当に悔やまれます。

実際の被害状況については中国政府の情報統制の影響も考えられますので定かではありません。

今後、飛び散った有毒物質、化合物の影響で2次災害の影響がどこまででてくるのか!?日本への影響は?動向を注視したいと思います。

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