細毛になりやすい食べ物・3つの原因とは!?髪の健康は食習慣から!

朝から髪型がきまらないと、一日中どんよりした気分になってしまいます。

逆に髪型がバッチリきまってくれると、気分も乗って仕事もプライベートも頑張れますよね。

ちょっとしたことなんですけど、髪はファッションの一部として、その日の気分を左右するほど大事なものです。

ですが、最近では髪の毛の細毛に悩んでいる女性も多く、細毛が原因で髪のボリュームに不満を持っている人も多くなってきています。

そして、その髪の健康に大きく影響しているのが、普段の食習慣なんですね。

細毛の原因はいろいろありますが、食習慣との関係についてを意識したことはありますでしょうか。

シャンプーを変えたり、育毛剤を使用したり頭皮ケアばかりを意識していても、細毛はなかなか改善しにくいもの。

髪の栄養を考え、体の内側からもケア、髪の成長に必要な栄養を補給してあげる意識も大事なんです。

頭皮ケアと食習慣、合わせて見直すことによって、ボリューム感のある髪の毛を取り戻す。

そのためには、どのような食生活が効果的なのかまとめてみたいと思います。

細毛になりやすい食べ物・3つの原因とは

食べ物の栄養は分解されて、血液によって全身に運ばれていきます。

頭皮にもその栄養が運ばれて、髪の毛がつくられているということを考えれば、健康に良くない食習慣をしていれば、すなわち髪の毛にも良くないということが言えてしまうんですよね。

食べたから、すぐに健康に影響するというものでもありませんが、やはり食べ過ぎというのは体によくありません。

髪の毛の成長に影響する食べ物とは、

  1. 糖質
  2. 脂の多い食べ物
  3. アルコール

が挙げられます。

1.糖質

糖質=甘い食べ物と思ってしまいがちですが、糖質は普段食べているご飯や麺類、パンにも含まれています。

糖質を制限する糖質ダイエットが流行っていますが、髪の毛の成長とこの糖質も密接な関係にあるんです。

◯糖質を制限しすぎるのは髪の毛に良くない

食べ物に含まれる糖質は、人が活動するためのエネルギー源になっていて燃料そのものなんですね。

糖質を制限し過ぎてしまうということは、そのエネルギー源を抑制してしまうことにつながってしまいます。

すると体の防衛本能が働いて、脳や心臓といった生命活動に重要な器官にエネルギーを優先させようとしてしまうんです。

そのため、髪の毛への栄養は抑制されてしまう、髪の成長に必要となる栄養が不足してしまうという、髪にとっては悪循環になってしまいます。

ダイエットをすると抜け毛が多くなると言われるのは、食事制限によって髪の毛への栄養が足りていないことも、原因の一つになっているからなんです。

◯糖質を摂りすぎるのも髪の毛に良くない

それじゃ、髪の毛のために糖質をいっぱい摂った方が良いの?と思ってしまいますが、糖質の摂りすぎもよくありません。

血糖値という言葉を聞いたことがあると思いますが、糖質の摂りすぎで血糖値が高まると血液ドロドロと粘土が高まって血流が悪くなってしまいます。

髪の毛への栄養は血液を通して運ばれるので、血液の循環が悪くなってしまうと、それもまた髪の毛に成長に影響してしまうという訳です。

また糖質の摂り過ぎは、余った栄養が脂肪となって体に蓄積されてしまったり、体内のタンパク質と結びつく糖化と呼ばれるタンパク質の劣化にもつながって、髪の毛の健康どころか病気や老化の原因にもなってしまうので注意が必要です。

けっきょくどっちやねん!

と、イラッとしてしまいますが、一番良いのは多すぎず、少なすぎずを意識すること。

腹八分目ぐらいにしておくことが、髪の毛の成長、しいては体の健康にも良いということになります。

からだの状態は人それぞれ、加えて体質も関係してきますので、一概に言うのは難しいところですが、長い目で見るとやはり日常の食習慣の積み重ねが大事ということなんですよね。

痩せてるのにもっと痩せたい!とか、ダイエットの意識が過剰になりすぎるのも髪の毛の成長には良くありませんし、ぽっちゃり体型の人が今まで蓄積してしまった脂肪を、突然無かったことにしようとして、過激なダイエットをしてもよくありません。

ダイエットや太りすぎで抜け毛が増えてきたなぁ~と感じたら、体がシグナルを発しているのかもしれないという点は意識しておきたいところです。

2.脂の多い食べ物

脂分の多い食べ物と言えばお肉ですが、肉だけではなくスナック菓子等も脂分を多量に含んでいます。

乾燥肌で知られるように皮膚には適度な脂分が必要ですが、脂分も摂りすぎてしまうと皮脂が過剰に分泌されて髪の毛の成長に影響してしまいます。

皮脂の過剰な分泌には男性ホルモンが関係していて、女性よりも男性の方が脂っぽいイメージがあるかと思いますが、実は女性でも皮脂の多量分泌に悩んでいる人は少なくないんですね。

食生活の欧米化で肉食中心の生活、スナック菓子など濃い味、塩分高めの食べ物が主になっている。

また、ホルモンバランスの崩れも原因の一つで、意識的に変えていかないと、どうしても脂の多い食習慣になってしまいがちです。

3.アルコール

アルコールを飲むと体がほてって血行が良くなる!血行が良くなるんだから髪の毛にはいいじゃん!と思ってしまいます。

確かに適量のお酒は体にも良いことが解っていますが、適量を超えたお酒は体にも髪の毛にも良くありません。

アルコールは体内で分解され、最終的には水と二酸化炭素に分解されます。

その過程で作られる、アセトアルデヒドという物質が毒性を持っていて、あのつらい二日酔いを引き起こす原因としても知られています。

この毒性のあるアセトアルデヒドを分解するためには、多量の栄養が必要で、毎日のこととなってしまうと体にも負担が大きくなってしまいます。

その結界、髪の毛への栄養が損なわれて、細毛や薄毛の原因にもなっていると言われています。

またお酒を飲むと脂っこいもの、糖質の多い食べ物が食べたくなりますよね。

そういった日常も習慣化されて、アルコールを飲むと、脂っこい食べ物が欲しくなるという悪循環が生み出されてしまいます。

まとめ

髪の毛には4年~6年という長いライフサイクルがあるので、その中で突然細毛や薄毛が改善された!なんてことにはまずなりません。

ですので、食習慣を変えたからと言って、劇的に髪の毛の状態が改善するという急な変化も望めません。

逆を言えば病気でもない限り、ある日突然髪の毛がゴッソリ抜けるということもなく、徐々に地肌が気になり始め、あるときに「あれ!?」なんて気付くことが多いんですよね。

細毛や薄毛の悩みは、複合的な原因がかさなっていることも多く、一点集中で改善しても効果が薄い場合がある、もしくはある程度時間を要するというのが難しいところです。

ですが、原因を認識せずにやみくもに、例えば育毛剤だけに依存してしまうだけではなかな改善出来ないのも事実です。

細毛や薄毛の原因となりやすい食習慣は、半年、一年と積み重ねていくことによって徐々に改善されていくものですので、焦らずに意識していきたいところです。

もし現状、髪の毛の健康が保たれているのであれば、食習慣を意識することで細毛、薄毛の予防にもつながりますので、意識することをおすすめします。

30代、40代では加齢によるびまん性脱毛症という原因も加わりますので、まずは早いうちから食生活を見直していつまでも健康な髪の毛を保ちたいものですね。