100Vのコンセントで使用できる山善(YAMAZEN)の100V・IHクッキングヒーター。
購入し、使用感を記事にしてました。
一番のデメリットとして挙げたのが、このIHの操作音が「異常にうるさい」ということ。
まず電源を入れると「ピィィィィィィィ!!!」と爆音。
火力調節のボタンを押すと「ピィィ!!」「ピィィ!!」「ピィィ!!」
いちいち操作音が爆音で、近所迷惑を気にして使用をためらってしまう程です。
電子レンジや他の調理家電と比較しても、ありえないレベルの音量です。
ということで、対策をすべく分解してみました。
早速分解してみた!
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- 自己責任で分解しています。
- 分解を推奨するものではありません。
- 分解するとメーカー保証の対象外となってしまいます。
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表面はフルフラット。ネジなど固定するものはありません。
裏返すとネジ15本ぐらいで固定されています。
普通のプラスマイナスのドライバーで全部抜きます。
上の写真、六角レンチを挿してある1本だけ、特殊な六角レンチを使用しないとネジが抜けません。
メーカーさんの方で簡単に分解できない様にという意図だと思いますが、いじり止め付き用のトルクスレンチが必要になります。
ホームセンター売っています。
全てのネジを外した後、再度表面に裏返して天板をパカッと外します。
そうするとこんな感じになっていました。
意外とシンプルなんですね。
うるさいスピーカーとご対面。
どんだけ大きなスピーカーがついていることやら!と楽しみにしていたんですが、スピーカーらしきものが見当たりません。
コンセントを挿して電源を入り切りしてみるのですが、音が大きすぎて発生場所も定まりません。
なので更に分解してみることに。
手前の操作盤部分も外してみましたが、スピーカーらしきものは見当たらず。
結局、電熱線の下の基盤が怪しいということで電熱線を固定しているネジを外しました。
写真の黄色いマル印のネジを外します。(コンセントは必ず抜いておく)
するとこんな感じになっています。
この中で音が出そうな部品は。。。ん~わからん。
再度、電源を入り切りを繰り返してようやく音の発生源を確定しました!
赤い矢印の黒い円形状の部品!これがスピーカーみたいです。
左右両方の電熱線の下に1個づつ付いてました。
黒い部品を取ってしまうことも考えましたが、基盤と一体になっているのでもしかしたら壊れてしまうかも。
ということで部品の上に開いている小さな穴を指で押さえるだけで、音が結構軽減できたので穴を塞いで対処することにしました。
万が一も考えて、除去出来るように市販の粘土で穴を塞ぎます。
更に念入りに粘土を大盛りにしました。
※左右両方の電熱線の下に1個づつ付いてるので両方塞がないといけません。
対処できるのはここまでということで、ネジの止め残しがないように全て元通りに復旧。
スピーカーを取ってしまうことは出来ませんでしたが、スピーカーの穴を塞ぐだけでかなり音がかなり軽減されましたね。
体感で1/10以下ぐらいです。
これなら夜遅くに帰ってきても、気兼ねなく使えるレベルの音量。
(高齢者の方は標準ぐらいの音の方が良いかもしれません)
できれば操作音を調整できる機能が最初から付いているとありがたい。
気軽に使えるIHクッキングヒーターとして、結構需要はあるんじゃないかなと思われるので製品としてちょっともったいないですね。
安全性を考えての操作音量ということなんでしょうが、いくらなんでも大きすぎます。
思い切って分解してみましたが、壊さなくてよかったです。