毎年恒例の東京マラソンも開催まで残すところ約1ヶ月となりました。出場を予定されている方は気持ちも盛り上がってきて、準備にも余念がないといった状況でしょうか。
東京マラソンは2013年からボストン・ロンドン・ベルリン・シカゴ・ニューヨークに続き、世界6大マラソンに認定された大規模なマラソン大会です。
そのため大会当日はコースとなる都内で大規模+長時間の交通規制が行われます。
仕事やレジャーで都内に、もしくは通過する予定がある場合には少なからず影響がありますので注意しておきたいところですね。
ということで、大会開催当日の交通規制のエリア、時間などについてまとめてみました。
東京マラソン・2017の開催の日程、時間は?
【開催日程】2017年2月26日(日) 9時05分~16時10分まで
スタート時間:9時05分 車いすマラソン・10kmスタート
9時10分 フルマラソン・10kmスタート
・日本橋(10km)
・東京駅前行幸通り(フルマラソン)
ゴール制限:10時50分 10km競技終了
:16時10分 フルマラソン競技終了
東京マラソンはニューヨークシティマラソン(参加者5万人規模、観衆200万人)に次いで、参加者3万7000人・観衆150万人と規模の大きい大会です。
一般参加で一万円以上の参加費が掛かるにも関わらず、応募が殺到し2017年は12倍と高倍率。年々、イベントとしての認知度が高まって海外からの参加者も多いようです。
マラソンコースの概要
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飯田橋から西神田を抜けて日本橋へ
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日本橋から江戸通り~並木通りを通って浅草へ
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浅草からUターンして両国~清澄通りを抜けて門前仲町へ
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門前仲町から再びUターンして両国、日本橋へ
↓
日本橋から銀座を通り品川へ
↓
品川からUターンして東京駅前(ゴール)
といったルートになっています。
10kmのマラソンは最初の日本橋でゴールとなります。フルマラソンは中盤から後半にかけて、東京マラソンに名に相応しい観光名所を駆け抜けるルートとなっていて、ランナーの方が景色を楽しめる様になっているのが印象的ですね。
またコース全般において起伏の少ない平坦なルートなので、こちらも一般参加者を意識したコース選定になっているのではと思われます。
注意しておきたい当日の交通規制
大会当日はかなり広範囲に渡って交通規制が実施されますので、都内への通勤やレジャーの予定がある方は事前にチェックしておいた方が良さそうです。
※交通規制は開催日の2017年2月26日(日)一日のみ
(東京マラソン公式サイトにて告知あり)
交通規制の範囲、時間帯については東京マラソン公式サイトよりも警視庁の交通規制お知らせのページの方が詳しく告知されています。
◯警視庁公式(区版交通規制チラシ)
・新宿区
・千代田区
・台東区
・墨田区
・江東区
・港区
・中央区>
首都高速の出入口も通行止め?
交通規制でもう一つ注意しておきたい点は、マラソンコースに近接した首都高の出入り口が時間によって通行止めとなります。
【首都高出入口 通行止め時間帯一覧】
・出口(上り)6:30~10:15
(下り)6:30~10:15
・出口 8:45~11:00
該当の首都高出入り口は、記載の時間中は通行止めとなって利用できなくなりますので、こちらも注意が必要です。出入り口のみの封鎖となりますので、首都高の通行には影響しません。
ゴール地点が変更、東京ビッグサイトから東京駅に 注意点は?
昨年2016年のフルマラソンのゴールは東京ビッグサイトでしたが、2017年は東京駅前に変更になりました。
トップランナーはスタートから2時間~2時間30分でゴールしますが、一般参加者は完走まで5時間から7時間程度掛かります。
ちなみに2016年大会では完走記録が
・5時間以上~6時間未満が10,055人(全体の約29%)
・6時間以上~7時間未満が6,401人(全体の約18%)
となっています。
参加者の約8割が完走までに4時間~7時間掛かっていることがわかります。そのため、東京駅のゴール周辺では午前中から競技終了の16時10分まで断続的に交通規制が実施されますので注意しておきたいところです。
まとめ
大会大会当日は都内の主要な道路がマラソンコースとなるため、交通規制にともなう渋滞が予想されています。
本当に大規模な交通規制なので、関連する場所には車での移動はお勧めしませんが、仕事でどうしてもという方は交通規制の範囲、時間を事前に把握。交通規制情報を上手く利用して予定に影響が無いようにしたいものですね。
また東京マラソンは2020年の東京オリンピックを想定して、警備についてもかなり厳重なものとなるそうです。
参加者の手荷物検査はもちろん、上空から飛行船、ドローンによる監視、走者間に配置するランニングポリスなどテロなど不測の事態が起こらない様な厳重な警備が予定されていますので参加者の方は安心できますね。
沿道の応援者も150万人規模と世界から注目されるマラソン大会。今年はどんな大会となるのか!楽しみに当日を待ちたいと思います。