宝くじをなんとしても当てたい!そして大金を手にしたい!
人のお金への欲望、いいえ。。。渇望はつきることはありません。
開運や金運アップをお願いするなら、やっぱり神社が定番です。
そして以前から金運アップに効く!とSNSでも話題、超絶人気のパワースポット、京都の御金神社に参ってきました。
京都にはお寺や神社がそこら中にと言っては罰があたってしまいそうですが、それほど多く点在しています。
規模の大きい全国的に有名な神社の総本社も多い中で突然、住宅街にポツンと現れる御金神社。
なぜ御金神社が金運アップのパワースポットとして人気があるのか!?
それを確かめるべく、実際に取材に行ってきましたのでレポートしたいと思います。
御金神社・読み方と由緒
御金神社【みかねじんじゃ】
文字の通りお金への欲望が強くない人でも【おかねじんじゃ】と読んでしまいがちですが、【みかねじんじゃ】が正式名称です。
御金神社の御祭神(ごさいしん)は
・金山毘古神(カナヤマヒコノカミ)
・天照大御神(アマテラスオオミカミ)
・月読神(ツクヨミノカミ)
の三神です。
神社には必ずお祀りしている神様がいらっしゃいます。その神様を御祭神(ごさいしん)とお呼びします。
神社にお祀りされている御祭神によってご利益はことなりますが、多くの神社では二神、三神と複数の神様をお祀りしていますので、どの神社でもだいたいのお願いごとをすることができます。
ただ御祭神(ごさいしん)の得意分野と言ってはなんですが、神様はそれぞれ◯◯の神といったように物や事を司っています。
縁結びであったり学業であったり、神様とご利益に応じた神社にお参りするというのが、古くから慣例になっているんですね。
神社にお参りするする時は、由緒や御祭神(ごさいしん)、なにを司る神様なのかと授かりたいご利益を考えてから参ると良いでしょう。
御金神社の名に関係しているのは金山毘古神(カナヤマヒコノカミ)です。
由緒書きには金山毘古神(カナヤマヒコノカミ)はイザナギ(男神)、イザナミ(女神)の間に産まれた皇子と記載されています。
イザナギ、イザナミの二神は日本列島をつくり、物・事をつかさどるさまざまな神様の産みの親とされています。
イザナミはいろいろな形で神々を産んでいますが、もっと深い話をしてしまうと御金神社の御祭神である金山毘古神(カナヤマヒコノカミ)は、イザナミが火の神を産んで火傷で苦しんでいるときの嘔吐物(おうとぶつ)から生まれた神になるそうです。
嘔吐物(おうとぶつ)?なんて思ってしまうかもしれませんが、イザナミの便や尿から産まれた神様も多くいらっしゃいます。
それだけ子授かる、そして産むということは女性にとって、また男性にとっても尊いということではないでしょうか。
※それだけ、とした理由がわたし自身いまいち理解できてませんが、神話ですので納得する他ありません(笑)
御金神社へのアクセス
【所在地】
京都府京都市中京区押西洞院町 西洞院通 御池上ル押西洞院町614
【最寄り駅】
地下鉄東西線・二条城前駅か烏丸御池から徒歩5~10分程度
【参拝時間】
24時間いつでも可能
※御金神社は住宅街にありますので、深夜の参拝は騒がないなど注意が必要です。
御金神社は観光名所でもある二条城の近くの住宅街に位置しています。
最寄り駅は地下鉄東西線・二条城前駅か烏丸御池から徒歩5~10分程度です。
【御池通交差点】交差点の自転車屋さんが目印
【交差点から少し御金神社に向かって】
人だかりができている場所が御金神社です
御金神社はなぜ金運アップの神様なのか
御金神社が金運アップにご利益がある理由は
・御金神社がお金神社とも読み替えられる
・御金神社の御祭神、金山毘古神は金属を司る神様
・黄金鳥居
神社のお名前だけでも十分ですが、御祭神のご利益もしっかりとお金に関連しています。
金山毘古神(カナヤマヒコノカミ)は鉱山、鉱物、金属を司る神様で、古くは鏡や刀剣、武具、農耕器具を加護する神様として祀られていたようです。
時代の変遷とともに現在ではお金に関わること、金運アップももちろんですが投資や資産運用の神様として、毎日多数の参拝者で賑わっています。
御金神社でとりわけ目を引くのが黄金鳥居で、全国的にみてもとても珍しい鳥居です。
開運や金運アップの神様は弁財天、恵比寿様など他にも多くいらっしゃいますが、御金神社のお名前と黄金鳥居の存在感はとりわけ金運アップを感じさせてくれます。
神社の鳥居がいつ頃から、なんのためにあるのか、なぜ朱色が多いのかという明確な起源はわかっていません。
鳥居の先は神様の領域で結界の役割、朱色は邪気を払う魔除けの色と言われています。
朱色以外に、無色(木の色そのまま)の鳥居、黒の鳥居など形も色も様々です。
アーチ状の建造物や遺跡は世界各地で見られますが、くぐるという行為は特別な意味を持っています。
鳥居もくぐり抜けた瞬間から神域へと足を踏み入れるという重要な意味を持ち、緊張感を感じる人も少なくないんじゃないでしょうか。
御金神社に奉納されている絵馬には、
・家族がお金に困りませんように
・給料が上がりますように
・宝くじが当たりますように
・借金がなくなりますように
・ギャンブルで失ったお金が戻ってきますように
などお金に関するお願いごとがほとんどです。
絵馬の利用方法としてもう一つあるのが、ご利益のお礼です。
・給料があがりました
・思ってもいなかった収入がありました
・宝くじに当たりました
と、御金神社に参拝されて運を授かった人も数多くお礼に来てらっしゃいます。
さきほども挙げたとおり
・御金神社がお金神社とも読み替えられる
・御金神社の御祭神、金山毘古神は金属を司る神様
・黄金鳥居
と、お金や金運と縁がある神社というのは間違いありませんし、全国でも稀な神社と言えますので京都に行った際には一見、二見の価値があると思います。
御金神社・参拝の作法
神社での参拝の作法は共通なので、神社の多い京都では覚えておいて損はありません。
御金神社の敷地はそれほど広くありませんので、混雑時などは出来るできないがあるかもしれませんが、ゆったりとした気持ちで参拝されることをおすすめします。
① 水を左手にかけて清めます。
② 水を右手にかけて清めます。
③ 左の手に水を受けて口をすすぎます。
④ 口をすすぎ終えたら、もう一度水を左手に流します。
⑤ 最後に水の入った柄杓を立て、柄に水を流してから伏せて置きます。
お賽銭箱にいくら入れればいいの?と思ってしまう人もいるかもしれません。
お賽銭は気持ちですが、験を担ぐという意味では
・ 5円(ご縁)
・11円(いい縁)
・20円(二重に縁)
・25円(二重にご縁)
・41円(始終いい縁)
・45円(始終ご縁)
が良いそうです。
10円は語呂で「遠縁」と呼ばれ縁遠くなってしまうため、験を担ぎたいのであれば好ましくありません。周辺のコンビニまで少し距離があるので小銭は事前に用意していきましょう。
神社の参りの作法として覚えておきたいのは、まず神様に拝礼をするのが最初という点です。
どうしてもお土産や御朱印、お守りに目がいってしまいがちです。特に御朱印は神様に拝礼した証でもありますので、必ず参拝後に頂くようにした方が良いでしょう。
御金神社の入手水舎には銭洗い用のカゴが置かれています。
銭洗いとはお金を清めて福銭とすることです。
福銭を使うことで、何倍にもなって帰ってくると言われています。
銭洗いをする際も、まずは御祭神に参拝をしてから行うと良いでしょう。
お金は硬貨だけではなく、お札をお清めしても問題ありません。
御金神社の御朱印・お守り
【御朱印】
黄金鳥居と金の文字が印象的な御朱印です。
書き置きのみで初穂料は1枚300円。
お守りが置いてあるテントの奥に小さいスペースがあります。
インターホンがあるので、神社の方をお呼びして購入することが可能です。
※御朱印は10時~17時の受付となっていますので注意してください。
【お守り】
お守りはなんと24時間購入が可能!
テント内に大量のお守りが置かれていますので、好みのお守りを選んで初穂料を賽銭箱に入れてください。
わたしが頂いたのは「おたから小判 1枚500円」「八方除守り 1枚300円」で、どちらもお財布にも入る丁度よい大きさです。
その他にも、お金に関係したお守りが多数ありますので好みにあったお守りを頂くとよいでしょう。
御金神社・売り切れ御免の福財布
御金神社にはお守りの他に、金運アップアイテムとして人気の福財布があります。
初穂料:1枚1000円
初穂料(はつほりょう)って?あまり聞き慣れない言葉ですよね。
初穂料は神様にお供えするお金のことです。
聞き慣れない言葉だからといって難しく考える必要はありません。
昔はお金の代わりに実った稲、すなわち初穂を神様にお供えしていたというのが初穂料の起源です。
ですので、御朱印やお守りを購入するお金は神様にお供えするものという考えで、初穂料を納めると言い換えられているわけなんです。
福財布には、お金を入れて金運アップを祈願するのもよし、宝くじを入れて高額当せんを祈願するのもいいですね。
購入後の宝くじを寝かせておく宝くじ入れとして、利用している人も多いようです。
わたしも宝くじ入れとして購入しました。
御金神社の福財布は残念ながら、現地でしか購入することが出来ません。
しかもかなりの人気があるため、日によっては売り切れてしまうことも多いそうです。
わたしが参拝した日はたまたまあって、購入することが出来ました。
福財布が入荷するタイミングは不明ですが、それもたまご縁があるかどうかと言えそうです。
御金神社の混雑状況は
金運を祈願できる神社ということで、参拝される方はやはり多いです。
お正月の三が日には長蛇の列が出来るそうで、その列は御池通に達することも。
京都の御金神社
凄い列や⁝(ᵒ̴̶̷᷄൧̑ ᵒ̴̶̷᷅ )⁝ pic.twitter.com/TvEppJP3l6— TERAMETALみんなで渡ればキモくない(´◉◞🦊◟◉) (@TERAMETAL729) 2019年1月2日
わたしが参拝したのは3月、平日の朝でしたが、朝にしては参拝される方が多いと感じました。
御金神社は敷地がそれほど広くないので人が多く感じるというのもありますが、それでも十数人はいたとおもいます。
季節や観光シーズンもふまえてを考えると、オンシーズンはもっと混雑が予想されます。
外国の観光客にも名が知れているようで、団体で参拝していることもありましたので、場合によっては他の観光スポットを見に行くなどの工夫が必要かもしれません。
さいわい御金神社は夜もライトアップされていて、参拝は24時間可能です。
お守りもお賽銭に初穂料を入れる形なので、御朱印と福財布が目的でなければ夜の参拝でも事足りてしまいます。
夜の写真を撮りに23時を過ぎてから行ってみたのですが、さすがに数人しか人はいませんでした。
御金神社・黄金鳥居の待ち受けで金運アップ
御金神社の黄金鳥居はスマホの待受として大人気、参拝する人のほとんどが黄金鳥居の写真を撮って帰るほどです。
黄金の鳥居は全国的にも珍しい鳥居で、いかにも金運アップをイメージさせてくれますので、待ち受けにしてお金がもっと増えますようにと祈願する人が多いんでしょうね。
【黄金鳥居・撮影時のポイント】
御金神社は敷地が広くないので、黄金鳥居越しに本殿を撮影することが可能です。
ですが、本殿に参拝する方も多いので、タイミングが合わないとなかなか良い写真を撮影することができません。
そこでポイントにしたいのは時間です。
御金神社は24時間参拝が可能ですが、朝方の時間は人も少なく黄金鳥居越しに本殿と合わせて正面から撮影することが可能です。
できれば、御朱印や福財布の受付がはじまる10時前には行って、撮影を終わらせてしまうのが良いでしょう。
朝方は御金神社前の通りも人通りはそれほど多くありませんので、恥ずかしがりやの女性も朝方を狙うのがおすすめです。
お金儲けを祈願することは、はしたないこと?
お金儲けをすることや、お金の話をすることは「はしたないこと」と考えてしまう。
ましてやお金儲けを神様に祈願するなんて!と思ってしまう人も中にはいるかもしれません。
御金神社の由緒書きにも、もとは民家に密かに祀られていたとあります。
日本人の意識には昔から、お金の話を人前でするものではないという美徳感が根付いているんですよね。
それはそれで美しく清らかなことだとは思いますが、お金儲けのことを考えたり、お金のことを祈願することは悪いことではありません。
税金だったり、衣食住など現代社会では、生きているだけでお金が掛かります。
例えばですが通勤に片道2時間掛かっていたところを、お金があれば家賃がちょっと高くても会社の近くに引っ越しが出来る=時間の節約できたりしますよね。
お金があることによって、選択肢の幅が大きく広がるのは間違いありません。
お金をいっぱい持っていたとしても、幸せになれるかといえばそうは限らないですし、結局お金を道具として使う本人次第です。
女性に多いのかもしれませんが、例えば御金神社に金運アップのお参りしに来たからといって、誰も「お金にがめつい人」なんて思われたりしませんよね(笑)
実際、わたしがお参りしに行った時も女性一人で来られている方も多数見られましたし、みなさん黄金鳥居をスマホの待受にしようと思い思いに一生懸命写真を撮られていました。
わたしは宝くじが大好きなので高額当せんをお願いしてきましたし、他にもいろいろな験を担いでいます。
基本的に楽をして儲けようと思っているので、それは「はしたないこと」になってしまうかもしれませんが。。。
まとめ
わたしは関東に住んでいるので、今回以前から気になっていた御金神社に参拝することができてとても満足しています。
やはり黄金鳥居は評判通り、すごい存在感で小さな神社ながら参拝する人が後を絶たないというのもうなずけました。
実は御金神社は絶対に記事にしたいと思って、京都に滞在中に朝昼晩と五回も行ってきました(笑)
神社はやはり朝の時間帯に参るのが一番好きですね。人も多くありませんので。
気合が入りすぎてなかなかのレポートになってしまいましたが、ここまでお読みくださってありがとうございます。
御金神社にまだ行ってないよ!という方は、ぜひご自身で参拝して金運アップを祈願してみてください。