有酸素運動が健康やダイエットに良いことは、みなさんご存知ですよね。
わたしも体脂肪が気になって、食事の改善とランニング、ウォーキングを日課にしています。
【食事の改善についてはこちら▽】
とは言うものの、超絶寒がりなので冬に屋外で運動となると、ちょいちょい。。。というか、かなりサボり気味になってしまいます。
1日でもサボってしまうと、まぁ~いいかとモチベーションはダダ下がり。
一度くじけてしまうことがきっかけで、挫折してしまう人も少なくないんじゃないかと思います。
少しでも有酸素運動をするほうが、ダイエットには良いというのは、頭ではわかっているんですけどね。
そこで、今回思いきって以前から気になっていたスピンバイクなるもを購入してみました。
【購入したのはこちらの商品です▽】
スピンバイクってなによ!?っていう人もいるかも知れませんので、簡単に説明すると自転車をこぐ感覚の有酸素運動が室内で出来てしまう、自転車型のフィットネスマシンです。
高いんじゃないの?とわたしも思っていたのですが、意外にもリーズナブルで安いものでは1万円代から販売されているんです。
似た様なフィットネスマシンにエアロバイクやフィットネスバイクもありますが、違いは負荷をかける構造にあるんですね。
また、運動できる時間もことなっていて、有酸素運動にちょうど良いとされる30分から1時間程度の運動であれば、断然スピンバイクの方がオススメです。
なぜスピンバイクを使った有酸素運動が良いのか、購入してみて感じたスピンバイクのメリット、デメリットをまとめてみたいと思います。
スピンバイクとエアロ、フィットネスバイクの違いとは?
自転車型エクササイズマシンにはスピンバイク、エアロバイク、フィットネスバイクなどの種類があります。
その違いはなにか?
それは、ペダルをこぐ際の負荷の掛け方(構造の違い)の違いです。
◯スピンバイクは車輪にフエルトを押し付ける摩擦でペダルに負荷をかける
◯エアロ、フィットネスバイクは磁力やベルトでペダルに負荷をかける
この負荷の掛け方により、連続使用出来る時間がそれぞれことなるのも大きな特徴です。
・スピンバイクはメーカー推奨1時間程度
・エアロ、フィットネスバイクはメーカー推奨30分以内
エアロバイク、フィットネスバイクは、磁力やベルトが回転の熱による劣化の問題で、使用時間が短いという特徴があります。
長時間の使用に対応したものありますが、総じてその分価格が高くなってしまいます。
ですので、例えばダイエットのため脂肪を燃焼させることが目的の場合、質の良い有酸素運動を60分を目安に行えるスピンバイクの方が「効く」と言えるわけなんです。
※短い時間の有酸素運動が効果がないというわけではありません。
トレーニングに必要不可欠な負荷についても、フエルトを押し当てて物理的に負荷を加えるスピンバイクのほうが、高負荷でトレーニングに近い有酸素運動をすることも可能です。
もちろん負荷の調整は可能なので、女性がフィットネス感覚で運動するにもまったく問題はありません。
スピンバイクは摩擦負荷方式
スピンバイクは写真のようにフエルトを車輪に物理的に押し当てて、その押し当てる強さによって負荷を調整することが可能です。
かなり高負荷にすることも可能なので、トレーニングが目的であればすスピンバイクが適しています。
エアロ・フィットネスバイクはベルト、マグネット負荷方式
ベルト負荷方式はベルトのテンションでペダルをこぐ際の負荷を調整します。価格は安価ですが、ゴム製のベルトは常にテンションが掛かっていることによっての劣化や熱の影響を受けやすいというデメリットがあります。また、負荷の調整幅も少ないので毎日少しずつのフィットネスに向いていると言えるでしょう。
マグネット負荷方式は磁力の力でペダルをこぐ際の負荷を調整します。こちらも価格は安価で、磁力による負荷なので擦れる音もなく無音と言ってもよいほど静かです。ですが、ベルト負荷方式と同じく熱の影響で負荷が軽くなったり、重くなったりと長時間の使用には向いていません。負荷も軽めなのでフィットネス感覚で使用するのに向いています。
スピンバイクのメリット
- 思い立ったらすぐに有酸素運動
- 人目を気にせず汗だらだらのハードトレーニング
- 室内なので冬でも寒くない
- 1時間程度の運動が出来る
- 軽負荷・高負荷どちらも可能
- 負荷の調整、運動量の調整が簡単
- ほどよい負荷で運動した感が高い
- 喘息持ちでも出来る有酸素運動
- 軽い運動でストレス解消
自分の都合の良いときに、空いた時間にすぐに始められるというは
・仕事や主婦業で日常が忙しい人
・仕事で帰宅が遅くなってしまう人
・自宅で仕事をしていて、運動不足気味な人
・出歩くのが面倒な人
・長時間のランニング・ウォーキングが出来ない人
にはもってこいです。
例えば女性の場合、夜暗い中をランニングするのは防犯上もよくありません。
スピンバイクであれば、自宅でひと目を気にせずタオルさえあればすぐに有酸素運動ができてしまいますよ。
また、ランニングやウォーキングはいきなり無理をしながら続けてしまうと、膝や足首に負担が掛かって痛みをともなったり、水が溜まったりしてしまうこともあります。
スピンバイクの場合、関節への負担も少ないですから痛みを気にせずに、高負荷なエクササイズやトレーニングが可能です。
実際にこいでみると、だいたい10分ぐらい3km~4kmぐらいから汗が出始めて、40分後には汗がだらだらと吹き出してくるぐらいきつかったです。
Tシャツが完全に濡れてしまうぐらいは、楽勝で汗をかいてしまいましたね。
わたしは喘息持ちで、冬の乾燥する時期にジョギングやランニングをすると、すぐにゼェーゼェーと喉にきて咳き込んでしまいがちでした。
咳が苦しくなるとそれ以上走れませんので、どうしてもウォーキングになってしまうんですよね。
スピンバイクを購入して加湿器で加湿された室内での運動にしたところ、咳き込むことがほとんどなくなりました。
1日10km程度を目安にしていて、時間で言うと約40分から50分こぎ続けるのですが、咳き込んで止めることはありません。
汗をかける運動もしっかり出来るし、これは思ってもみなかったメリットでした。
というように室内で気軽に軽い運動から、負荷を大きくしたトレーニングまでこなせてしまうのが、スピンバイクのメリットではないでしょうか。
スピンバイクのデメリット
- とにかく重い
- 場所をとる
- 処分するとき大変そう
- お尻が痛い
スピンバイクの重量は20kg~30kgにもなり、箱がかなり大きいので運びにくいです。
エレベーターのない集合住宅では、2階以上だと宅急便屋さんも一人では運べないぐらい重いです。
わたしも2階に運び入れるのに、箱のままだと重すぎて運べなかったので、開梱してパーツごとに運びました。
1階なら男性一人で玄関から室内に運べないことはありませんが、2階に階段運びしなければならないのであればパーツごとに運ぶか、男性2人の人手は必須なんじゃないかと思います。
ですので、女性が購入する場合には、運び入れること考えての購入が必須です。
※玄関で開梱して、パーツごとに運ぶのであれば女性でも問題ないでしょう。
運び入れるのも大変ですが、処分するときもいろいろと面倒そうです。
設置場所は一畳分ぐらいのスペースがあれば十分ですが、強度を考慮してつくられている分存在感は強いですね。
そして、お尻が痛い=サドルが固いんです。
わたしは普段クロスバイクを使っているので、ある程度は耐えられますが、それでも20分、30分と続けているとお尻がとても痛くなってきます。
わたしの場合、お尻が痛くなったら立ちこぎ、脚がきつくなってきたら座るというのを繰り返しています。
どうしてもつらい人は、市販のサドル用カバーを使って痛みをやわらげることは可能です。
スピンバイクの重さの1/3はフライホイールと呼ばれる前輪の部分で、このフライホイールには重さの種類があります。
わたしの購入したスピンバイクのフライホイールの重量は13kg!
その他に8kg、10kgなどの種類があります。
フライホイールは重いほうがペダルをこいだ時の安定感に関係するそうなので、男性でハードにトレーニングしたい人は重いものを。
体重の軽い女性は軽いものを選んでも十分な運動は出来ますし、持ち運びも楽になりますよ。
スピンバイクの騒音?アパートでも使えるのか
結論から言ってしまうと、スピンバイクに騒音はありません。
アパートなどの集合住宅で、夜に使用したとしても近所迷惑になることはないと思います。
というのも、スピンバイクが摩擦負荷方式というのは説明しましたが、フエルトを押し当てているだけだからです。
ペダルをこげば、スーーーという擦れるかすかな音はしますが、テレビの音の方がよっぽど大きく感じる程度の音しかしません。
高負荷にするべくフエルトを強く押し当てたとしても、あんまり音は変わらないですね。
フエルトでそんなに高負荷にできるの?と思ってしまう人もいるかもしれませんが、負荷は十分すぎるほど掛けることができます。
あまり高負荷にすると初心者なら5分こいだだけでも、呼吸や足に疲労感があるほどです。
スピンバイクの有酸素運動・ダイエットに効果ある?
体質とか、デスクワークが多いとか理由は様々ですが、日常生活で消費されるエネルギーよりも、食事量や運動不足により備蓄されるエネルギーが多くなってしまっているのが肥満の原因です。
脂肪を蓄えて体が重くなると、さらに運動がつらくなって動かなくなるという悪循環はなんとか改善したいものです。
運動すれば「痩せる」というのは簡単にイメージできますが、有酸素運動をするとなぜダイエットに効果が期待できるんでしょうか。
有酸素運動を継続することによって
・筋肉がつく
・筋肉がつくと脂肪を燃焼させやすくなる
というメリットあります。
人の体はいざという時に力を出せるようにエネルギー源を備蓄しています。
一つは臓器や血液の中の糖質(グリコーゲン)、もう一つは脂肪です。
運動をはじめてからまず使われるエネルギーは、臓器や血液の中の糖質(グリコーゲン)から消費されることがわかっています。
そして次に、使用されるエネルギーが脂肪へと変わっていくのですが、その切り替わるタイミングが有酸素運動をはじめてからおそよ20分と言われています。
・臓器や血液に含まれるグリコーゲンは短期的なエネルギー源
・備蓄された脂肪は長期的なエネルギー源
と覚えておくと解りやすいかもしれません。
痩せるために消費したいエネルギー源は脂肪ですので、少なくとも20分以上を目安に有酸素運動を継続することが理想的です。
その点においても、スピンバイクでの有酸素運動は室内ですぐに出来るという点では継続しやすいのでおすすめです。
体が脂肪を燃焼させるモードに切り替わる目安は20分以上なんですが、一度に20分以上の運動ではなくても大丈夫です。
・1日に10分✕2回以上の有酸素運動
・1日に5分✕4回以上の有酸素運動
など、脂肪を燃やすダイエットが目的であれば、1日でトータル20分以上の有酸素運動が理想です。
筋力、体力をつけたいという目的であれば、毎日の軽い運動の積み重ねが効いてきますよ。
まとめ
スピンバイクを購入してからだいたい3週間が立っていますが、いまのところほぼ毎日トレーニング出来ています。
ちょっと怪しげなメーターが付属しているのですが、距離の測定は出来ているようなので1日5km~10kmを目標にしています。
スピンバイクをするとかなり汗をかいてしまうので、基本は夜帰宅してから食事をして21時ぐらいから始めて、ゆっくりめにこいでも22時ぐらいには終わります。
それからお風呂に入ってと、わりと習慣に出来ています。
肝心のダイエット効果はまだ大きくは感じられていませんが、2ヶ月、3ヶ月もすれば効果が見えるんじゃないかなと期待しています。
【購入したのはこちらの商品です▽】