サバ水煮缶ダイエット、2ヶ月で5kg減・実践レシピはたったこれだけ

サバ水煮缶を食事に取り入れることにしたのは、健康面のことも大きですが、ダイエットの効果も期待できるからという理由もありました。

年齢を重ねるとどうしてもメタボリック、お腹周りに中性脂肪がついてしまいがちです。

メタボリックとはいかないまでも、つかめるお腹の脂肪が気になっている方も多いんじゃないでしょうか。

わたしもお腹周りの中性脂肪が気になり始めて、食事を少なくしたりと普段から意識はしていますが中性脂肪はなかなか頑固で減ってくれません。

体重は少しずつ落ちるのですが、中性脂肪が減らないんですよね。

ということで、サバ水煮缶ダイエットの実践をはじめて約2ヶ月たちましたので、経過をレポートしてみたいと思います。

サバ水煮缶のすごい健康効果

こちらの記事でもすばらしい健康効果を詳しく書いていますが、簡単にサバ水煮缶の健康効果をおさらいしてみましょう。

  1. 豊富なEPAで血管、血液の健康維持
  2. 肌の老化予防、しみやそばかす対策に
  3. 肥満対策、余分な脂質が少ない
  4. 記憶力の維持、向上にDHA
  5. 骨も強くなる

テレビやSNSでもその健康効果が話題となって、売り切れになってしまうお店があるほどです人気です。

青魚の脂に含まれるEPA(エイコサペンタエン酸)は血管、血液の健康維持に重要な役割を果たしていることが解っているんですね。

EPAやDHAは人の体ではほとんどつくられない栄養素なので、意識的に摂取しなければ、その恩恵を受けることが出来ません。

なぜサバ水煮缶なのか

サバ、そして水煮缶が健康やダイエットにおすすめな理由は

  • サバはEPAやDHAが青魚の中でもトップクラス
  • 価格が安くて毎日食べられる
  • 調理しなくても食べられる
  • 煮た油も摂取できる

という理由が挙げられます。

特に注目したいのは水煮した油も摂取できるという点ではないでしょうか。

魚は煮たり焼いたりすると油と一緒に水溶性の栄養分やEPA、DHAは一緒に流れ出てしまいます。

水煮缶は生の魚を缶詰にしてから、大きな圧力釜で缶詰のまま熱処理されています。

ですので、写真の通り缶詰の中にしみ出ている水分や油の中には、多量のEPAやDHAが含まれているということになります。

サバ水煮缶を料理に使う際に、この水分や油を捨ててしまいがちですが、それはとてももったいないことをしてしまっていることになります。

EPAやDHAは魚の脂に含まれている、というのを忘れないようにしたいですね。

サバ水煮缶にダイエット効果とは

本題のサバ水煮缶を食生活に取り入れると、なぜダイエット効果が期待出来るのかという点についてです。

ポイントになるのはEPA(エイコサペンタエン酸)の2つの役割によるものなんです。

  • やせるホルモンと呼ばれるGLP-1の分泌を促進する
  • 血液をサラサラにして血流を改善してくれる

やせるホルモン・GLP-1とは

GLP-1は人の体内にあるホルモンの一種で、EPA(エイコサペンタエン酸)にはGLP-1の分泌を促進するという作用があります。

GLP-1は急激な血糖値の上昇を抑制するために・満腹中枢を刺激して食欲を抑制する・食べ物をゆっくり消化するよう作用するのが「やせるホルモン」と呼ばれる所以になっています。

ですので、このGLP-1ホルモンが多いか、また多く分泌できるかが痩せている、太っているに大きく関わっていると言われています。

GLP-1ホルモンを増やすには、味噌、納豆、ヨーグルト、チーズなどの発酵食品が良いとされています。

味噌、納豆はサバ水煮缶と一緒に食事に取り入れやすい食べ物ですので、ダイエットの観点からも相性が良いと言える訳です。

血液をサラサラにして血流を改善

EPA(エイコサペンタエン酸)には血管を強くし、血液もサラサラにしてくれるという作用があります。

血液がサラサラになるとダイエットになにが良いかというと、血液中の中性脂肪が肝臓に運ばれ排出されやすくなるからなんですね。

血流が悪いと、血液中の中性脂肪が吸収されやすくなってしまうというわけです。

また血流は日本人に多い心筋梗塞、脳卒中、脳梗塞、動脈硬化など、血管の老化や詰まりからくる血管病にも大きく関係しています。

2ヶ月で体重5kg減、中性脂肪も減った

サバ水煮缶ダイエットを実践してみて効果があったのか、という点についてです。

恥ずかしいので数値とか写真は載せませんが、2ヶ月経過して体重が約5kg減、気になっていたお腹まわりの中性脂肪もボヨンとしていたのが明らかに減ってきいるのを実感しています。

鏡に向かって横になってみると、お腹だけボヨンとしていたのが薄くなってきて嬉しくなりました。

2ヶ月で5kgって少なくない?

と思われる人もいるかもしれませんが、過度なダイエットはリバウンドも激しいので、リバウンドしないようにも心がけていました。

5kgもの肉や脂って食べる量で考えたら、とんでもない量ですから、2ヶ月のダイエット効果としては満足しています。

毎日実践したレシピはこれだけ

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サバ水煮缶のレシピは色々ありますが、あまり手のこんだ料理だと毎日実践するのが億劫になってしまいがちです。

レシピにこだわりすぎて、続かなくなってしまっては本末転倒です。

そこで毎日続けたサバ水煮缶レシピは「味噌汁」だけ。

朝と晩の2食、サバ水煮缶を半缶ずつ使った味噌汁を食べるようにしていました。

一日に推奨されるサバ水煮缶の摂取量は約半缶なので、1食だけでも問題はありません。

作り方はいたって簡単です。

STEP.1
お椀に味噌を入れる

お湯に溶けやすい「こした味噌」か一食分味噌汁用のインスタント味噌がおすすめです。

STEP.2
サバ水煮缶を半缶入れる

缶の煮汁に栄養素が多く含まれているので、必ず一緒に入れる

STEP.3
わかめを入れて完成

他の具材を入れて作り置きしても良いのですが、お湯の量が多くなって捨てる分が出てしまうともったないので、1食分ずつ作るようにしていました。

準備する時間も1分と掛かりませんので、毎日2食でもまったく苦になりません。

お湯をわかすのは、ケトルを使用すると少量の水であれば1分ぐらいでわかせますのでおすすめです。

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1食分のコストが気になる

サバ水煮缶といっても価格はピンきりですが、毎日食べるとなると気になるのが1食分のコストです。

できれば1ヶ月で5000円ぐらいには抑えたいところですよね。5000円 ÷ 31日=税込みで1缶160円ぐらいが理想です。

わたしはベイシアで売っているサバ水煮缶を使っています。缶の厚みが若干薄いですが、1缶=108円ととてもリーズナブル。

売り切れてしまうことも多いのですが、入荷した時を狙って二週間分とか一か月分まとめ買いしています。1缶108円なので、1ヶ月分買っても3,400円程度です。

まとめ

サバ水煮缶ダイエットはどうでしょうか。料理する手間が掛からないのが、とても良いですね。

中性脂肪は今までの不摂生のたまものですので、サバ水煮缶で劇的に、短期間で改善するわけでありませんが、毎日続けることで効果を実感している途中です。

ウォーキングなど軽い運動や、他の食生活も合わせて改善すれば継続的な健康維持にも役立ってくれそうです。

日本人に多い血管病のリスクは年齢とともにどんどん上昇してしまいます。

ダイエットだけではなく、心筋梗塞や脳梗塞など生命に関わる血管病にならないためにも意識していきたいと思います。