マイネオに乗り換えで月額8,000円から1,600円に!?年間の携帯代が76,800円ダウン!

iphone6が発売されてからちょうど2年。2年縛りからようやく開放されて機種変更や格安SIMに乗り換えを検討している人もいるんじゃないでしょうか。

という管理人もiphone6を発売と同時に購入して、この11月にようやく2年縛りから開放されました。その間に格安SIMが登場して携帯電話業界も大手キャリア3社独占の時代から、少し様変わりしてきています。

わたしも2年縛りが終わったのを機に、今の携帯電話使用環境であればもっと通信費を節約できないものかなと考えてマイネオへの乗り換えを検討。

実際にマイネオに乗り換えることにしましたので、乗り換え時の損しないタイミング、ポイントについて記事にしたいと思います。

2年縛り後のau継続はメリットが感じられない

一番気になるのは月額の料金。とうことで料金の比較をしてみたいと思います。
契約プランによって異なる点には注意して下さい。
2年縛り機種代金割賦有りの場合と、2年縛りが終わった後の使用料金を比較です。

■ キャリア:au
■ 機種:iphone6 plus
■ 契約プラン:LETフラット
■ 機種代金24ヶ月割賦有り

【2年縛り機種代金割賦有り】
■ 月々支払い内訳
基本使用料 → LTEプラン 934円/月(誰でも割★適用時)
インターネット接続サービス → LTE NET 300円/月
パケット通信料定額サービス → LTEフラット 5,500円/月
毎月割 → -2,410円/月
機器購入代金 →3,330円/月
通話料金 → 1,000円~3,000円/月
その他 → 670円/月
消費税 → 通話料金で変動

■月額の合計が1万円~1万3千円前後でした。

そして2年縛り機種代金割賦が終わった後の内訳は下記の通りになります。

【2年縛り終了後】
■ 月々支払い内訳
基本使用料 → LTEプラン 934円/月(誰でも割★適用時)
インターネット接続サービス → LTE NET 300円/月
パケット通信料定額サービス → LTEフラット 6,000円/月
通話料金 → 1,000円~3,000円/月
消費税 → 通話料金で変動

※「誰でも割ライト」継続の場合は1,200円/月の割引が適用されますが、再び
  2年間継続使用が課せられます。更新月以外の解約は契約解除料9,500円が
  掛かってしまいます。

■月額の合計が9千円~1万1千円前後になります。

2年縛り機種代金割賦終了後は、契約プラン変更などで若干安く出来なくもありませんが、それでも月額最低で6,000円~8,000円程度は掛かってしまいます。

誰でも割という更に2年縛り制限のある割引を申し込めば月1,200円引きとなりますが、機種も古くなりますし、またこれから2年縛りの制限が続くと思うと適用にはちょっと躊躇してしまいます。

通話や通信の安定性には信頼がおけますが、毎月の支払いとなるので選択肢が増えた今となっては継続に魅力を感じません。

マイネオでMNPすると料金はどうなる?

わたしの場合、携帯はiphone6をそのまま使用。
MNPでSIMカードのみの契約となります。

マイネオの料金設定はいたってシンプル。
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基本データ容量を選べば良いわけですが、わたしは1GB(1,410円)のプランを選択しました。というのも、自宅ではwifi環境にしているのと、通勤が自転車通勤なのでデータ通信する頻度が極端に少ないからです。

電車通勤などで頻繁にデータ通信する人は3GBのプランがオススメ。
とはいっても100円の違いなので、わたしも3GBで良かったのですが。

携帯はiphone6をそのまま使用 → 0円
データ通信+090音声通話 1GBプラン → 1,410円
通話料金 → 1,000円~3,000円/月
消費税 → 通話料金で変動

わたしの今の使用環境であれば最高でも5000円以内に収まります。

通話料が少なければ2000円程度に収まる計算になります。

大手キャリア3社の場合、料金設定が複雑で何がどうなると割引が適用されて、さらにどうのこうのとトータルの料金がいったいどれぐらいになるのかわからないような内訳にはなりません。

auとマイネオでは月の差額が4,000円も違うとなると、年間で48,000円もの節約になります。今まで高い通信量を支払ってきたのが本当にアホらしくなってくるレベルです。

マイネオ auプランのメリットとデメリットは?

【メリット】
・月額のパケット通信費が大幅に節約できる
・SIMロック解除せずにauのiphoneが使える(iphone5s以降)
・MNP対応で電話番号を変えずに乗り換えできる
・通話はau回線を使用している
・iphone5s以降のiphoneで動作確認されている
・当月使いきれなかったパケットは翌月に繰越(翌々月に消滅)
・データ容量をマイネオユーザー間でシェア、分け合うことが出来る
・データ容量が足りない分は150円/100MBから購入できる
・SMS送受信は大手3社と同じ(送信3円/通・受信無料)
・基本データ容量コース変更の事務手数料が無料
・料金設定が明瞭でわかりやすい
・ユーザーサポートが活発である
・ネット上で申し込みが完結できる

メリットはやはり月額の通信費を大幅に節約できる点です。またパケットの繰越もついていて、サービスとしてはユーザーのツボを押さえているなといった印象です。

【デメリット】
・iphoneはデザリングが出来ない ←これが一番残念
※ドコモのiphoneはデザリング可能です
・MNP転出事務手数料が契約から12ヶ月以内だと11,500(税抜き)円掛かる
※12ヶ月以降は2,000円(税抜き)
・iphone5S以前のiphoneは対応していない

デメリットをもう少しあげたいところですが、わたしは来月からの運用となりますので通話品質や通信速度など、気づいた点があれば使用感を改めて記事にしたいと思っています。

デザリングが出来ないのは本当に残念ですが、データ通信のみのSIMも900円/月と格安なのでタブレット端末用には節約できたお金で別途用意してもよいかもしれません。

au iphone6ユーザーはマイネオ一択!?

auのiphone6とiphone6 plusはSIMロックの解除が出来ません。ですが、auの回線に対応したSIMに入れ替えれば、iphoneを新しくしなくても使用できるという訳です。

そのサービスを提供しているのが、今のところマイネオとUQモバイルの2社です。なのですが、UQモバイルはiphone6S以降の端末しか動作確認が取れていないので、iphone6は動作対象外となっています。

とするとiphone6で動作確認が取れているのはマイネオのみということになってしまい、iphone6ユーザーはマイネオ一択というのが現状です。
(2016年11月時点)

5.マイネオでMNP乗り換えするベストなタイミングとは?

auの2年縛りは更新月と更新翌月の2ヶ月間のみ契約解除料が掛からない設定になっています。契約解除料無料期間を過ぎてしまうと9,500円の無駄な費用がかかってしまうので、マイネオへの乗り換え時には注意したいところです。

更新月の1日にマイネオに乗り換えすることも考えましたが、auの契約は月単位での契約となり、1日に移行したとしても1ヶ月丸々使用料の請求が来てしまいます。

実は1日の解約であれば、請求がなかったという報告も見つけたのですが公式な確証は取れていないということなのでチャレンジしませんでした。

なので1ヶ月分は仕方ないので我慢して、更新月の月末を狙うことしました。
その移行手順は以下のとおりです。

①【au解約月の15日前後】※15日前ではないので注意
アマゾンで販売されてるエントリーパッケージを購入

このエントリーパッケージでマイネオの事務手数料3,000円(税抜き)が無料になります。購入代金と相殺なので約2,000円分お得ということになります。
※エントリーパッケージの価格は日によってかなり変動します。
 600円台~900円台の変動を確認しています。

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②【au解約月の20日前後】※20日前ではないので注意
au MNPお手続きに連絡して「MNP予約番号」を聞く
※この時点では予約番号を聞くだけなので解約にはなりません。

auの店舗でもMNP予約番号は受け取れますが、電話の方がスムーズです。電話ではオペレーターさんに繋がる前に、契約時に決めた暗証番号4桁のプッシュ入力が必要になりますので、事前に契約書を確認しておきましょう。MNP予約番号は後からSMSで携帯に送られてきますので、書き留めたものと間違いないか確認します。

オペレーターさんとの会話の中で割引やサービスポイント提示による引き止めが必ずあります。オペレーターさんも仕事で言わないといけない立場、こちらも不機嫌にならずに紳士な受け答えを心がけたいものです。わたしは確認事項があって2回電話したのですが、電話口に出るオペレーターさんによって引き止めサービスの内容が異なるようです。

③【au解約月の20日前後】
マイネオのホームページから契約申し込みをする
※この時点では契約の申込みだけ。
 マイネオへの乗り換えはSIMカードが届いてからの手続きとなります。

マイネオのSIMカードは申し込んでから審査があって、審査が通ればSIMカードを送ってくれるという流れになっています。ですので、申し込んでからSIMカードが届くまで1週間程度と余裕をもっておきたいところです。

契約申し込みは全てネット上で完結できるところも便利なところです。

④【au解約月の20日前後】
auのポイントが残っていれば使ってしまう

auのポイントは解約と同時に消滅してしまいます。なので、なにか商品と交換してしまうか、auウォレットを所持していればポイントチャージしてしまえば解約後も使用できます。

ポイントをウォレットにチャージする場合はアプリから操作しなければいけませんが、消滅はもったいないので必ずチャージすることをオススメします。

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⑤【マイネオSIMが到着するまで】
au解約と同時に使えなくなってしまうメール、支払いなどを整理

当然キャリアメール(@ezweb.ne.jp)は使えなくなってしまいます。またauを介してのアプリ支払いなどがある場合には解約しておく必要があります。

端末ごと買い換える場合にはバックアップを取ったり更にやることが多いですね。わたしの場合はSIMの交換だけですので、それほど大変ではありませんでした。

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⑥【au解約月の月末日】
マイネオから届いた契約書、ご利用の案内に従いウェブ上で回線切替手続きを行う

この回線切替手続きが完了することによってMNPが完了し、auとの契約が自動的に解除となります。マイネオは契約初月の利用料は日割り計算になりますので、なるべく月末日に回線切替作業をした方が日割り日数が少なくて済みます。

回線切替の待機時間は約30分~1時間程度。この間は電話は不通となってしまいますが、それは仕方ありません。

不安な人は1日ぐらい前倒しで回線切替手続きをしても良いと思います。また、自身が申し込んだ契約プランのデータ通信量は日割り計算とはならず、末日の申込みでも例えば3GBの契約だったら3GB分割り当てられますので、翌日が1日であればそれだけで6GB分のデータ通信量が獲得できるということになります。

MNP乗り換えで注意したい点

MNP予約番号は15日間という有効期限が定められている
予約番号の有効期限が10日間以上残っている状態でないと申し込みができない

という点が前提となると、必然的にスムーズにMNPするには解約月の15日前後から準備をする必要があります。

MNPは携帯番号を変えずにキャリアの乗り換えができる点が最大のメリットですが、契約中のキャリアから新規キャリアへの引き継ぎ移行でないとMNPの手続きが成立しない点には十分注意したいところです。

例えばタイミングが悪く、マイネオSIMの到着が解約を予定していた月の翌月になってしまうとします。auの契約は日割計算にならない、もったいないので先に月末でauを解約してしまおう、というのはNGです。

キャリア契約の空白期間があると新規契約扱いになってしまい、携帯番号も引き継げなくなってしまいます。

特に2年縛りの更新期間中(契約解除料が掛からない期間)のMNP乗り換えはピンポイントでMNPの手続きをしなければなりませんので、突然気がついてアタフタしないようにしたいものです。

まとめ

携帯電話の使い方は人それぞれなので一概には言えませんが、格安SIMの登場で業界の料金体系も今後大きく見直されることになるんじゃないでしょうか。

いま時、家族全員が携帯を持っているなんて普通ですから、この通信費を見直すだけでも年間でかなりの節約になるはずです。

わたしも、実際使ってみて通話や通信に問題がなければ友人にも教えてあげようと思っているところです。

iphone6には特に不満もないので、SIMロック解除無し、携帯番号そのままで使えて、しかも通信費を大幅にできるなんて本当にありがたいサービスです。

同じようにiphone6の2年縛り終了を機にMNPを考えている方の参考になれば幸いです。