今年の夏は、平年に比べて暑苦しい熱帯夜が多くなる予測が発表されていますね。
風が抜けない都心のマンションでは、部屋に熱がこもって本当に息苦しい、寝苦しい。
エアコンを付ければ暑さは和らぎますが、電気代が気になるし、翌日体が怠いなんて人も多いんじゃないでしょうか。
わたしも小さい頃にエアコンなんて無い環境で育ちましたから、大人になってもエアコンはちょっと苦手です。ですが、エアコン付けないと暑くて寝れないし、と夏場は睡眠についての悩みが多くなる季節です。
ヒートアイランド現象で熱帯夜が毎年増加?
気象庁の調べによると、ここ数年間毎年、熱帯夜の日数が増えているそうです。
都市部ではヒートアイランド現象が、熱帯夜の増加の要因になっています。
建物が密集した都市部では、風通しが悪く
・建物に反射した熱
・アスファルトに反射した熱
・オフィスや店舗、住宅で使われるエアコンの室外機の熱
などがこもりやすく、反射熱とこもった熱がヒートアイランド現象を引き起こします。
マンションなんかはその構造上、熱がこもりやすく室温が30℃以上なんてことも珍しくありません。
寝るときにエアコン使う派、使わない派?
わたしもつい1~2週間ぐらい前までは、扇風機だけで寝付けていましたが梅雨明けが発表された後の数日は、さすがに暑さで寝付けない日が多くなってきました。
日常会話でも、寝るときにエアコンを使う派、使わない派で好き嫌いがあるようですし、男性と女性でも意見が別れるところです。
ですが、ここ数年の夜の寝苦しさは異常。あるアンケートではタイマーをかけてエアコンを使っている、という人が70%以上とほとんどのようです。
女性は特に喉や肌の乾燥が気になるので、本当は使いたくない人も多いんじゃないかと思いますね。
本当なら、自然に寝付けるのが一番ですが無理をしすぎて睡眠不足や、寝ている間に熱中症にかかってしまう可能性もあります。
健康管理という観点から見ても、無理せず上手にエアコンを使う方が快適に過ごせるんじゃないでしょうか。
3.男性と女性では温度の感じ方が違う?
男性は女性より体温が高い傾向にあり、男性と女性では体感の温度が約1℃程感じ方違うそうです。
職場などでも男性は暑がっているのに、女性はエアコンの効きすぎで寒がっているなんて光景をよく見かけますよね。
寝る時も一緒で、男性と女性では涼しく感じる温度が違うので、もし夫婦やカップルで同じ寝室であればエアコンの設定温度にお互いに気を使いたいところです。
熱帯夜、疲れが取れる快眠法!
気持よく眠りにつくためには、やはり体温を下げてやることが重要です。
扇風機だけでも涼しさを感じられなくはありませんが、熱がこもった部屋で扇風機を回しても熱風をかき混ぜてるだけなのであまり涼しく感じられません。
わたしの実践している快眠法は
・就寝の1時間前に寝室のエアコンの運転
・室温は28℃~29℃
・自動運転
・3時間~4時間のタイマーで就寝後にエアコンが停止するように設定
・扇風機を微風で回す
といった具合です。
エアコンの冷房運転は、スイッチを入れてから運転が始まるまで結構時間がかかります。
就寝時にエアコンのスイッチを入れていたら、部屋が快適な温度に下がるまで時間がかかってしまいます。ですから就寝の1時間前ぐらいが丁度良い感じです。
そして疲れを取るための重要要素がエアコンの温度設定。
暑いからといって設定温度を低くしすぎると、寝ている間も体が体温を上げようと活動して翌日に体がダルくなります。風邪やお腹の調子が悪くなってしまうこともしばしば。
エアコンメーカーさんの調査では、やはり28℃~29℃の温度設定が寝るには最適という結果が出ています。
エアコンを一晩中つけずにタイマー設定する意味もあって、朝にむけて徐々に体温を上げていくことによって目覚めが良くなります。
この快眠法はエアコンメーカーさん検証結果を基にした方法を参考にしていますが、すぐ寝付けて朝のダルさもないのでとても助かっています。
体のリズムを上手に利用した快眠法という訳ですね。
たまにそれでも寝付けない時もありますが、そんな時は枕にアイスパッドを敷いて、体を冷やしてやると更に快適です。
窓を開けて寝るという人も多いと思いますが、近年の熱帯夜は夜も気温が下がらずに暑苦しい夜が続く印象です。
梅雨の開けた今後は熱帯夜が連日続く可能性もあります。
そんな状況では体力の無い高齢者や子供、赤ちゃんは寝ている間に熱中症にかかってしまうこともあるそうなので無理をせず、エアコンを賢く使って快適にすごしたいものですね。