熊本の地震では多くの方が亡くなり、いまだ困難な状況が続いています。
わたしは関東に住んでいますが、次の大きな地震は関東、東海では覚悟をしていたので熊本!?と聞いてとても驚きました。
九州は比較的地震災害の少ないイメージがあり、内陸部でこれほど大きな地震は記憶にありません。
過去に遡って調べてみると、直近では1975年、1968年にマグニチュード6クラスの地震が起きています。
活断層性の直下型地震。
地面があれほど範囲で一瞬にしてずれるという想像以上の破壊力に、驚きを隠せません。
しかも熊本という大都市の真下で起こった大地震により、改めてその恐ろしさを認識することとなってしまいました。
東日本大震災の時は津波での被害が甚大でしたが、今回はその多くが直下型地震による家屋倒壊によるもの。
また、過去の大地震の認識では本震が起こった後、余震で除々に収束していくものと思っていましたが、その認識をもくつがえす前震、本震と2度の大きな地震。
その後、数百回にも及ぶ数分おきの大きな余震により、まったく気の抜けない状況となっています。
本当に予想外、想定外のことばかりです。
改めて、わたしも「自身の身は自身で守る」という意識、準備しておくことの重要性を再認識する大きな出来事となってしまいました。
一度は確認しておきたいハザードマップ
【ハザードマップって?】
ハザードマップとは自然災害を想定して、被害を少しでも軽減出来るよう防災に役立つ情報を地図にしたものです。
国土交通省ハザードマップポータルサイト → https://disaportal.gsi.go.jp/index.html
住んでいる場所によって想定される災害も異なるため
・洪水ハザードマップ
・内水ハザードマップ
・高潮ハザードマップ
・津波ハザードマップ
・土砂災害ハザードマップ
・火山ハザードマップ
など各災害ごとに分析されており、国土交通省・各自治体によって作成されています。
例えば、わたしの住んでいる地域ですと海や川が近いので、万が一の地震の場合
・海が近いから津波や高潮の影響があるかもしれない
・川が近いから津波で海水の逆流があるかもしれない
など、想定される災害についての情報を確認することが出来ます。
そして予め確認しておくことによって
・自分が住んでいる地域は災害時に安全なのか、危険なのか
・避難する必要があるのかどうか
という意識付けが出来ます。この意識付けがとても大事です。
わたしの場合、津波と高潮が予想される地域なので、周辺の地形、避難できそうな高台は常に意識しています。
自分の安全が確保できれば、次に意識するのが家族の安否ですね。
やはり、非常時の連絡手段や集合場所など事前に話し合っておくことも重要ではないでしょうか。
地震の確率ハザードマップ
国土交通省のハザードマップは、あらゆる災害を想定したものとなっています。
地震に関するハザードマップはないの?ということで、おすすめはこちら
地震ハザードステーション
今後、30年以内に震度6以上の地震が想定される地域、というこで地図上にマッピングされていますが、関東・東海・近畿の確率は圧倒的に高くなっています。
もちろん確率なので必ずとは言えないと思いますが、地震の周期的にみてもかなり確率が高いと言えるでしょう。
また、こちらのサイトでは熊本の地震の原因となった活断層についても、各地断層の分布が確認出来ます。
関東では、立川を中心とした地域や三浦半島に断層帯の存在が確認されています。
こちらのハザードマップについても、日頃からの自分が住んでいる地域がどの様な状況にあるのか、という意識付けの点ではとても有効なものではないでしょうか。
もしもの備え・あったほうが便利な物リスト
東京など大都市になればなるほど被災する人口が多くなります。
また災害により交通網にも支障が出ることから、救援物資の配給にかなりの時間が掛かると言われています。ライフラインの復旧もしかり。
救援物資に頼るとしても、最低一週間~数週間程度は救援物資の配給が困難な状況が続くと予想されるため、それに頼らず生き残る手段を確保しておいても損はないのではないでしょうか。
※品目はアマゾンのリンクとなっていますので留意ください!
【食品・飲料水系】
保存水、備蓄水
・赤穂化成 備蓄水 2000ml×6本
・赤穂化成 備蓄水 500ml×24本
保存期間5年程度の長期保存のも
食料
・井村屋 えいようかん 60g 5本×20箱入
・大塚製薬 カロリーメイトロングライフ 60箱
・ヤマザキナビスコ リッツ保存缶L 425g
・米
可能な限り長期保存のも
【生活用品】
・カセットコンロ(わたし自身購入しました)
イワタニ カセットフー BO(ボー) EX 【強火力コンロ / 最大発熱量4.1kW】
・カセットガス(わたし自身購入しました)
イワタニ カセットガス オレンジ CB-250-OR 3本×16点(48本)
・携帯浄水器
アーバンテック SUPER DELIOS(スーパー デリオス) 携帯浄水器
・モバイルバッテーリー
ソーラー モバイルバッテリー 大容量 コンパクト 防災 緊急 非常用 LED ライト
・ドライシャンプー
フレッシィ ドライシャンプー スプレータイプ 150ml
・非常用トイレ
サッと固まる非常用トイレ袋(30回分) 災害での断水時でもトイレが使える!
・大容量リュック
(ミウイ)MiWi リュックサック アウトドア 40L 50L 大容量 防水
・ポータブルラジオ
SONY FM/AMポータブルラジオ 手回し充電対応 スマホ充電可能
・体拭き濡れタオル
サルバ お肌にやさしい ぬれタオル 60枚入(200mm×300mm)×2コパック
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その他
・ビニール袋
・軍手
・医療品、生理用品、おむつなど
・折りたたみ傘、カッパ
・トイレットペーパー
・ウェットティッシュ
・ポリタンク 20L
・乾電池
・ライト
・ロープ
・粘着テープ
挙げたらきりがありませんが、主なところで言うとこんなところでしょうか。
水や食料などは出来るだけ保存期間の長いものを選んだほうが、買い替えの負担が少なくてよいのではと思います。
また、家族の人数が増えればそれだけ備蓄する量も増えてしまいますが、可能であれば優先順位を決めて余裕をもって備蓄したいものですね。
わたしも自身、予算の都合もあり全てが準備出来ている訳ではありませんが、水や食料を優先に今後も備蓄計画をしたいと思っています。
まとめ
ネットやツイッターでは災害支援の在り方について、色々意見が交わされていますね。
その中でわたしも興味を持ったのが「ふるさと納税」制度の活用についての記事でした。
自身が住んでいる市区町村ではなく、応援したい市区町村に納税をするという制度。
納税の見返りに市区町村から様々な返礼品がり、その返礼品合戦がヒートアップしたのも話題となりましたが、その記事では返礼品は受け取らずに、熊本の市区町村に納税しようといものでした。
働き(ボランティア)で貢献するのも手ですが、多額になる納税で支援するというのも一つの手段だな~と感心してしまいました。
被災された方々におかれましては、いまだ油断のならない、また断続的な揺れの中で体力的にも精神的にも耐え難い状況かと思います。
これから更に、もっともっと支援の輪が広がっていくものと思いますので、どうか状況が安定するまで頑張ってください。